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2014年8月

2014/08/19

鉄道ホビートレイン乗車記

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「写真:JR四国予土線江川崎駅に停車する鉄道ホビートレイン」

  四国に新幹線が!?とニュースでも話題になった、0系新幹線を模した「鉄道ホビートレイン」に乗車するため平成26年7月26日宇和島駅2番ホームへ向かいました。このホビートレインが走っているのは、JR四国の予土線です。予土線は愛媛県北宇和島駅から高知県若井駅まで全長約76kmのローカル線です。この路線の見どころは清流「四万十川」を並走、横断しながら眺める車窓です。ホビートレインは他に海洋堂ホビートレイン(太古から未来へと時空を超えた旅を演出した車両)があります。他には気動車に小さな貨物を改造したトロッコを連結した列車「しまんトロッコ号」が走っており、まさしくアミューズメント感たっぷりの路線となっています。今回は、鉄道ホビートレインに乗車した旅日記です。

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「写真:宇和島駅に停車中の鉄道ホビートレイン」

Aaaaaaa_567  特急宇和海15号で宇和島駅に14:43着、2番線に「鉄道ホビートレイン」がすでに停車しています。まだ客扱いをしていないので扉が閉まっています。ホームから車両を見物します。車両はキハ32形で車体全長16mの短い車体の片前面に約1mの0系新幹線の代表的なだんごっ鼻を取り付けた簡易な改造となっています。正面遠くから見ると、意外に新幹線のようにも見えます。スカートがリアルです。側面には新幹線の青のラインが入っており、雰囲気は味わえます。残念なのは、もう一方の前面がだんごっ鼻ではなく、ペイントのみの加工なので、32形そのものです。予算の関係でしょうが、少し残念。

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「写真:鼻の中を撮影!こんな感じです」

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「写真:反対側はペイントのみの加工となる」

Aaaaaaa_578_3扉が開き、車内に入ります。ロングシートと0系新幹線初期型で使用されていたクロスシートが4席分設置されています。開業当時の新幹線の座敷はリクライニングしなかったんだね!内装にも凝っていて、ロングシートやカーテンには鉄道をモチーフにしたデザインとなっていたり、鉄道模型を飾ったショーケースがあったり、ワンマンの運賃表に、東京、名古屋、新大阪などが表示されていたり、鉄道ファンの心をくすぐるデザインとなっています。

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「写真:手前左が0系初期の座席、右と奥はロングシートの客室」

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「写真:車内に設けられた鉄道模型ショーケース」

  今回は偶然、0系新幹線初期型で使用されていたクロスシートが取れたので懐かしいシートに着席して座席感を味わいます。15:30所定で発車しました。当然ですが走り方は32形のままです。JR西日本の気動車キハ120形もそうですが、軽量化された気動車はどこもエアコンの効きが悪いです。バスの部品を兼用していますのでパワーが足りないのでしょう。日差しがきつい夏場は皆カーテンを閉めてしまうので、車窓が全く味わえないことが多いです。

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「写真:運転台からみた鼻の部分」

  江川崎駅から四万十川と並走します。かなり川が蛇行しているので、左右どちらに座っても四万十川の車窓を味わうことができます。江川崎駅を出てすぐ右手に四万十川に架かる沈下橋が見えてきます。ここは地元の子供たちが沈下橋の上から列車の乗客に手を振り、バク転して川に飛び込むのが恒例の見どころとなっています。3年連続ここを訪れていますが、3年連続子供たちが川に飛び込んでくれたので、ここを通られましたら、沈下橋にたむろする子供たちに注目しておいてください。

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「写真:江川崎駅~半家駅間にある、子供たちがよく飛び込む沈下橋(過去撮影した写真使用)」

Aaaaaaa_599_2 鉄道ホビートレインは四万十川と並走、そして数か所の鉄橋を横断、トンネルを潜り、川奥信号所で土佐くろしお鉄道線に合流し、17:49窪川駅に到着しました。ここで鉄道ホビートレインと別れ、土佐くろしお鉄道18:05南風13号で中村駅に向かい、四万十料理を堪能できる居酒屋「いなか」で、しまんと市民祭の太古の音色を聴きながら、おいしいビールを飲み、鉄道ホビートレインに思いを馳せながら夜が更けました。

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「写真:居酒屋「いなか」で味わった四万十料理」

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「写真:しまんと市民祭の神輿」

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2014/08/02

レールマウンテンバイク ガッタンゴー体験記

P1300849全国には採算が合わず、残念ながら廃線になってしまった鉄道路線が数多く存在します。ほとんどの廃線跡は利用されず、自然に返るか、住宅地や道路に変貌するか、運のいい廃線跡は自転車専用道として再開発されています。今回訪れたのは岐阜県飛騨市神岡町、ここでは2006年に廃止になった神岡鉄道の廃線跡を再利用して、線路を自転車で走るというユニークなアトラクションを体験できるということで、平成26年7月21日神岡鉄道終点の駅「旧奥飛騨温泉口駅」を訪れました。

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「写真:旧奥飛騨温泉口駅」

 奥飛騨温泉口駅舎内にレールマウンテンバイク ガッタンゴーの受付があります。今日は夏休みになったばかりの連休ということもあり、大勢の乗客が駅を訪れていました。念のため事前に予約しておいてよかったです。

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「写真:レールの上を走る台車に固定されたマウンテンバイク」

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「写真:電動アシスト付き自転車台車にベンチシートを連結した自転車」

 NAO君の家族構成は嫁子の4人家族、内、次女は0歳なので、全員が一緒に乗れる電動アシスト付自転車を予約しておきました。大人2人が自転車をこぎ、娘2人は後ろに連結したベンチシートに乗り、0歳はベンチシートにチャイルドシートを設置しそこに座る形になります。他、木製トロッコを連結したタイプや、グループなどに人気な2人乗り自転車2台(4人乗り)の自転車、電動アシストの付いた楽々自転車等が選べ、様々な楽しみ方がでるようです。

M1770040自転車の構造は、金属のフレーム台車に自転車2台を固定しており、後輪のタイヤが線路に設置しているのでペダルをこぐと進むという仕組みです。フレーム台車自体は金属の車輪が付いているので、レールの継目でガタン、ガタンという鉄道に乗っているかのような音が楽しめます。路線は単線のため、自転車同士のすれ違いができません。よって時間単位で1つの集団になり出発し、折り返しの駅で自転車を方向転換して、また1つの集団となって元来た「旧奥飛騨温泉口駅」へ帰るという往復6キロの構造となっています。

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「写真:旧奥飛騨温泉口駅ホーム上から出発!この斜面を下り本線をこぎます」

 注意事項を聞き、ヘルメットを着用していざ自転車へ。ホームの上に自転車の乗降場があります。スタートはホームから本線に下る、下り坂から始まります。ここ結構怖いです。途中記念撮影をして出発!カーブに差し掛かるとリアルに「カント」(線路の傾き)を感じます。運転台で展望景色を見る感覚とはまた違う、風と自然の空気、クソ暑い太陽光線を浴びながら自転車をこいでいきます。暑さを忘れて、めちゃ楽しいです。

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「写真:旧神岡大橋駅」

 途中駅を2つ通過します。1つ目の「旧神岡大橋駅」を通過。自転車なので目線がホームの床面あたり。こんな景色はかつて味わったことがありません。ホームは現役当時のまま。前方から列車が走ってくるんじゃないかと錯覚します。

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 トンネルに差し掛かりました。トンネルの口ってこんなにデカかったのか!!と実感。真っ暗闇に突入するときは、ドキドキのちょっとした水曜スペシャル川口浩の探検気分です。(年齢がわかるな)トンネルの中はひんやり天然クーラーです。自転車のライトが自動で点灯しますが、あまりに暗すぎて全然前が見えません。しかしレールが進む方向へ勝手に導いてくれますので何の心配もありません。

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「写真:旧飛騨神岡駅」

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「写真:旧飛騨神岡駅高架から眺めた神岡町の街並み」

 トンネルを出ると2つ目の駅「旧飛騨神岡駅」を通過します。高架駅のため、景色は抜群!以前は車窓から眺めていた、であろう神岡の町並みを自転車窓から眺めることができます。すぐにトンネルに入ります。このトンネルは中でカーブしているので、出口の明かりが見えません。暗黒の世界に突入するかのような恐怖心さえ芽生えます。果たして出口へ無事に辿りつけるのか!?

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「写真:折り返し駅の旧神岡鉱山前駅、ここで自転車の方向を換えます」

 何てことなく、トンネルを通過。すぐの所に折り返しの駅「旧神岡鉱山前駅」が見えます。構内に差し掛かり、分岐器を通過します。ガタンガタン、ギーギー!リアルに振動が伝わります。折り返しの乗降場で下車し、一服休憩!ベンチの横に冷たい水で冷やしたきゅうりがサービスとして1人1本用意されています。熱中症予防のため塩を多めに掛けてガブリ!うまい!

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「写真:旧神岡鉱山前駅で食べられる無料のきゅうり」

 自転車はスタッフが手動で方向転換してくれます。10分程度休憩し、先ほど走ってきた同じルートを「旧奥飛騨温泉口駅」まで帰ります。行きは下り坂で楽なのですが、帰りは上り坂となります。電動アシストが付いた自転車でも結構キツいため、行きで張切り過ぎないように!

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 1時間程度のレールマウンテンバイク ガッタンゴー体験は終了しました。廃線をうまく地域活性化に役立てているこの取り組みは全国にも例が少なく、絶賛いたしました。貴重な体験をすることができました。鉄道ファンはもちろんのこと、家族で、グループで一緒に楽しめる大変お勧めスポットです。確実に乗車されたい方は事前予約をお勧めします。下記に連絡先を書いていますので、予約や料金、時間等不明な点はこちらへ問い合わせてみてください。

「レールマウンテンバイク ガッタンゴー公式ホームページ」

rail-mtb.com

「ご予約、お問い合わせは、090-7020-5852」

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