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2013/05/27

台湾新幹線乗車記

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平成25年5月16~19日の4日間、アニバーサリーパーティーに参加するため台湾を訪れました。そのツアーの一環で「台湾新幹線」に乗車する機会がありましたので、ここで乗車記を報告します。

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「画像:台湾新幹線の切符、改札口はこの切符の裏面を表にして自動改札を通す、間違えると改札口を通れない」

Logo_2 18日NAO君旅日記では国際高速列車乗車記第二弾となる「台湾新幹線」に乗車します。日本の新幹線が海を渡り異国の地を走っているとのことで以前から興味がありましたがついに乗車できるチャンスが訪れました。正式には「台湾高速鉄路」といい、会社は在来線とは別になるとのことです。駅は8つ、初めに台湾の首都がある台北駅、そして順に板橋駅、桃園駅、新竹駅、台中駅、嘉義駅、台南駅、左營駅となり、最高時速300km/h南北を最速1時間30分で結ぶ高速鉄道となっています。

本日の旅の行程

行き:ホテル7:15出発(バス)→台北駅7:30  8:00(台湾新幹線617号)→嘉義駅9:26   観光バスで、八田興一記念公園、烏山頭ダム、赤崁縷(ツーカンロウ)を見学。  帰り:台南駅15:49(台湾新幹線712号)→台北駅17:36到着

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「写真:台北駅前広場」

  乗車駅となる「台北駅」に向かいます。土曜日ともあり、駅前は多くの人で賑わっています。今回はツアーなので添乗員が切符を購入してくれていましたが、個人旅行者は自動券売機か有人切符売り場で切符を購入します。その辺は日本と変わりません。

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「写真:台北駅新幹線切符売り場」

 改札口は地下鉄の駅のような簡素な自動改札で、切符を挿入すると改札ゲートが開くシステムであまり違和感がありませんが、切符は裏側から挿入しないとゲートが開かないので注意を!

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「写真:発車を待つ台北駅発左營駅行き617号」

 エスカレーターを降りるとすぐに今回乗車する8:00発「617号」が停車しています。車両はJR東海700系C編成をモデルに開発されたオレンジラインの700T型です。外観は全く同じでここが台湾であることを忘れさせてくれます。日本のように「のぞみ」「ひかり」という名前はなく、数字のみの表記です。全駅停車の「こだま」タイプも、快速タイプの「ひかり」タイプも列車番号だけで判断ができないので、時刻表で停車駅を確認して乗車しましょう。

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 前頭部に移動してみます。C編成のようなアヒルのくちばしのような形ではなく、スマートな短めの鼻先となっています。台湾新幹線のトンネルは日本と比べて断面積が広く、空気抵抗があまりないので、このタイプの形状でよいとのこと。12両編成9M3T(自由席3両、指定席8両、グリーン車1両)。

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「写真:いざ車内へ!普通車座席は3&2席、日本の700系とほとんど違和感ない」

 今回予約している2号車18B席に着席します。車内空間の設備等は若干の違いはあるものの、ほとんど同じ。大きな違いは客室の貫通扉。自動ドアではありますが、センサー式ではなく、妻壁に設置されている押しボタンを押して開きます。立っているだけでは自動ドアは開きません。

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「写真:スーツケースは写真右下のスペースに置ける、左の人の右手辺りが自動ドアの開スイッチ」

 8:00定刻に発車しました。「台北駅」から次の駅「板橋駅」までは地下を走行します。6分で到着、東京~品川のような駅間です。板橋駅を出発すると地上に出て、新幹線らしい高架を走行、速度も向上し240km/hがテロップで紹介されています。

 右手に台湾桃園国際空港に着陸する旅客機を眺めていると「桃園駅」に到着。空港から乗り換えてきたと思われる大きなスーツケースを持った乗客が乗り込んできます。台湾新幹線の車内はスーツケースを置くスペースが車内に設けられています。これも日本の新幹線にはないGoodなサービスです。

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「写真:新竹駅~台中駅間の車窓」

 台湾の地形は両極端で、台湾の島の西側は平野が多く、東側は平野が少なく山から直接海になるような地形です。新幹線はその平野が多い西側を走行します。しかしかなり内陸を走行するので海がほとんど見えません。あまりトンネルがないので台湾の景色を堪能できます。田んぼはイネ科を栽培している所が多く、農村地帯を走行している景色は日本と相違なく、700系の車両と融合してまさしく日本にいると錯覚してしまいます。

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「写真:台中駅近辺の高層ビル群」

 中間駅に数回停車しましたが、新幹線の駅は街の外れに建設されている場合が多く、駅前には建物がありません。田んぼの真ん中に駅があるという構造で、新幹線駅は空港のような雰囲気があるのも台湾新幹線の特徴かもしれません。

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「写真:台中駅~嘉義駅間の車窓」

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「上写真:嘉義駅に到着!下写真:嘉義駅コンコース」

 617号は各駅に停車しながら、9:26今回の目的地「嘉義駅」に定刻到着。観光バスに乗り換えて、八田興一記念公園、烏山頭ダムを見学します。八田氏は台湾の嘉義・台南・高雄で下水道整備を行い、台湾のインフラ整備に多大な功績を残した人物で高く評価されています。昼食後、1653年オランダ人が建造したという「赤崁縷」を見学し、台南駅へ。

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「写真:烏山頭ダム」

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「写真:赤崁縷」

 台南駅や嘉義駅の構造はほとんど同じで見間違えるような印象です。駅前も建物が全くなく農村地帯が広がるど真ん中に駅があります。ホームに上がると相対式2面2線構造で間に通過線2線があります。210号の通過列車を見たかったのですが、防音壁に遮られパンタグラフしか見えません。15:49に712号に乗車、ホテルがある台北駅に帰りました。

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「写真:台南駅改札口」

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「写真:台南駅のホーム、通過線との間に防音壁がある。日本にはない」

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「写真:台南駅に到着した712号」

 台湾はこの時期、雨季(日本では梅雨)で毎日のように雨が降っていましたが、観光地に到着すると雨がやむという天気には非常に恵まれた旅でした。様々な国に旅行に行きましたが、台湾が一番心が落ち着ける国のように感じました。ようは日本人に優しい国であると思います。風土、紀行、文化、食、人格共に日本人に共有できる部分が多く、漢字を使用しているので何となく街を歩いていても文字が理解できるので個人的には相性№1の国でした。今度は、鉄道で台湾1周をして温泉に入る1人旅を計画したいと思います。またその時は、NAO君旅日記でご紹介します。

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「写真:(おまけ)宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」のモデルとなった九份(ジュフェン)へ足を延ばしました」

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「写真:(おまけ)パーティーの後、タクシーで士林夜市(シーリンよいち)に立ち寄り、掘り出し物の土産を探したり、台湾市民の味を堪能しました」

おわり

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コメント

突然のご連絡失礼致します。
私テレビ番組制作会社オールアウトの内田と申します。
私どもが制作を担当しているBSジャパン昭和は輝いていた
において新幹線の企画を進めており、
台湾新幹線の画像を探しております。

急な話ではございますが、
画像をご提供して頂けないかという
ご相談で連絡をさせて頂きました。
メールアドレスまでお返事を頂ければと思います。

株式会社オールアウト
内田義人

投稿: 内田義人 | 2013/11/22 12:37

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