春の鹿児島!ジョイフルトレインの旅 №3 薩摩半島→岡山
*№2の続きです!
昨年夏青春18切符を使用して、鉄道最南端の地・鹿児島1人旅をしました。NAO君旅日記でも旅の行程日記を掲載しております。そんな旅の思い出話のなかで、旅仲間のMURO先輩が鹿児島に行ったことがないことが判明、ぜひ行ってみたいということになりまして、またまた鹿児島旅行を計画することになりました。もう当分来ることがないと考えていた鹿児島の地へ、昨年から1年も経たないうちに、再度最南端の地を踏むことになろうとは考えてもみませんでしたが、喜んでこの企画を受け入れました。メンバーはいつものNAO君と職場のMURO先輩、SAKA先輩と、新しいメンバーでMIYA先輩、博多在中のTAKE先輩の計おっさん5人旅となります。
ルート
・1日目18切符で岡山から山陽本線・鹿児島本線で熊本へ(泊)
・2日目18切符で熊本から肥薩線で鹿児島へ。桜島のマグマ温泉の足湯に入り、鉄道最南端の線・指宿枕崎線に乗車、山川(泊)
・3日目レンタカーで指宿・長崎鼻・知覧を経て鹿児島へ、帰りは九州新幹線に乗車するという、3篇から成る旅日記です。今回の旅日記は最終日3日目の第3篇です。
1日目の旅日記リンク
http://hanunao1974.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/1-822f.html
2日目の旅日記リンク
http://hanunao1974.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-5462.html
旅の最終日平成21年3月28日早朝、空はどんより曇り空。天気予報では本日雨とのこと。宿泊施設が山川港に面していることから、港付近を朝の散歩に出かけます。宿に帰り朝食を頂いて8時に出発します。JRで指宿駅へ。駅前のレンタカーを借りて、まずは指宿温泉の砂風呂を体感するために、砂むし会館「砂楽」を訪れました。ここは日帰り入浴施設で、本格的な砂浜で砂風呂を体感できる施設です。温泉が地下を海岸に向かって流れ出しており、その温泉で温められた砂を利用しています。
更衣室で浴衣に着替え、砂場へ降ります。砂に寝そべると、砂掛けババー・・・じゃなくて砂掛けおばさんが砂をかけてくれます。入浴時間は個人差がありますが、約10分を目安に入るとよいでしょう。お尻がメチャクリャ熱くなります。砂から出るときは、自由に砂から出てかまいません。
「写真:砂むし会館「砂楽」の砂風呂の風景」
詳しくは、こちらを参照ください! 砂むし会館「砂楽」リンク
http://www11.ocn.ne.jp/~saraku/

「写真:JR最南端の西大山駅と開聞岳」
西大山駅から南へ10分のところに、薩摩半島最南端の岬「長崎鼻」へ向かいます。長崎鼻から眺める開聞岳は海越しに見ることができ、妨げる障害物は何もないため山容は非常に美しいです。また、晴天時だと岬の展望台から遠く屋久島の宮之浦岳や硫黄島を遠望することもできるそうですが、本日は曇りのため、大隅半島がやっと見える程度です。
「写真:長崎鼻から眺めた開聞岳」
「写真:左が長崎鼻灯台、右が岬の先端」
長崎鼻を出発したあたりで、雨が降り始めました。ここから薩摩半島内陸部にある「知覧特攻平和会館」へ向かいます。知覧特攻平和会館は全国にも珍しい太平洋戦争末期に編成された特別攻撃隊に関する資料を展示する施設で、写真、遺書などの遺品約4,500点、特攻隊員の遺影1,036柱、海中から引き揚げられた零戦などが展示されています。当時知覧町に、旧陸軍 太刀洗飛行学校知覧分校があったが戦争末期になり、知覧分校から知覧特攻基地に名称変更。 ここから多くの特攻隊員が出撃し、戦死したとされています。会館の入り口に面したストレートの道路はかつて滑走路だったことを物語っています。
「写真:知覧特攻平和会館」
「写真:知覧特攻平和会館のパンフレットから」
知覧特攻平和会館を後にした我々御一行レンタカーは、近所にある道の駅「川辺やすらぎの郷」へ向かいます。今回新メンバーのTAKE先輩が、道の駅のスタンプラリーをやっているとのことで立ち寄りました。鉄道の駅にあるようなものです。しかしスタンプはいつでも押せるのではなく、道の駅が開店してから閉店するまでしか押すことができないので、大変時間に制約されるサービスだなと感じました。しかし道の駅にもスタンプがあるとは初めて知りました。
そして鹿児島市内へ。高速道路土日1000円制度が始まって初めての土曜日というのがあってかどうかは分かりませんが、市内は大渋滞になっています。これで鹿児島の観光はすべて終了し、鹿児島中央駅でレンタカーを返却します。
駅で鹿児島ラーメンを食べ、お土産を購入し、九州新幹線鹿児島中央駅のホームに上がります。今回初めて乗る九州新幹線800系U編成つばめ号です。真っ白な6両編成の車両は独特の顔と、700系新幹線車両とよく似たボディが印象的です。JR西日本所有の「ひかりレールスター」用車両の700系E編成を基本に開発・製造されたためです。特に印象的なのが車内インテリアで、妻面にクスノキ、座席に西陣織のモケット、日よけに木製のブラインドと、座席も木製と日本の「和」を基本コンセプトとする独自の意匠が施されています。「上写真:九州新幹線つばめ号 800系U編成」
「写真:800系車内と座席」
九州新幹線はまだ全通しておらず、新八代駅で在来特急つばめリレー号に乗り換え博多駅まで行かなければなりません。新八代駅~博多駅間の開通は、2011年3月の予定になっています。全通すれば新大阪駅~鹿児島中央駅間を直通する、N700系7000番台8両編成の「さくら」号が走る予定になっています。従って本日は新八代駅まで九州新幹線に乗車します。
「写真:九州新幹線用N700系7000番台 編成S1」
鹿児島中央駅を発車したつばめ号は、すぐにトンネルに入ります。実にトンネル区間は全体の約70%を占めており、車窓はほとんどが暗闇となります。トンネルを抜けた一瞬ですが、東シナ海を望むこともできます。
あっさり35分で新八代駅に到着しました。今度は在来線特急に乗り換えしますが、対面同一ホームでの乗り換えとなります。直通運転までは、在来特急リレーつばめ号は新幹線のホームで乗り換え可能となっています。これも開通までのレアな乗り換えシーンとなります。
「写真:新八代駅ホーム ・分かりにくいですが、左に新幹線、右にリレーつばめ号が停車しています」
新八代駅から787系特急リレーつばめ号に乗車しました。この787系車両も鉄道に乗っていることを忘れさせられるような斬新なデザインです。どこかのコンサートホールか、おしゃれな喫茶店にいるようです。
「写真:787系特急リレーつばめ号と4号車車内」
特急は九州新幹線の真新しい高架の近くを走行します。松橋駅付近の富合町に九州新幹線用総合車両所(仮名)の建設が急ピッチで進められており、検修庫の骨格や着発線の線路を敷設する工事が只今進んでおります。荒尾付近で薄暗くなった有明海に浮かぶ雲仙普賢岳が確認できます。
博多駅に到着。最後の列車、山陽新幹線N700系のぞみ号に乗車します。従来の車両より窓ガラスが小さく、車窓は窓側の乗客だけに独占されているような感じです。100系や0系の大窓時代が懐かしいです。N700系は停車時からトップスピードまでの所要時間が従来の700系と比べ2分短縮し、3分で到達できるだけあって、発車時は座席の背面にGを感じます。
「写真:N700系のぞみ号 東海車両のZ1編成」
広島駅で、人吉から合流したTAKE先輩が御帰還です。職場は博多なのですが自宅は広島市内とのことで、この旅を延長して広島まで同行されました。一緒にいた仲間と別れるのは大変さみしいです。広島からたった35分で岡山駅に到着しました。ここで全員解散です。帰りはあっけなく4時間余りで鹿児島から岡山まで到着しました。行きは18切符で各駅停車で2日掛けて行ったので、物足りない気持ちでいっぱいです。今度は九州新幹線が開通し、博多と新八代で乗り換えすることなく直通することになろうから、鹿児島は今以上に身近な場所となるでしょう。方や新しく便利になって登場する列車もあれば、方やその時代に押され淘汰される列車もあります。寂しいですが、しかし鉄道がもっと便利になれば、今以上に利用する側も満足でき、地球環境に貢献し、発展できるのであればそれは仕方のないことなのかもしれません。
今回初めて参加されたMIYA先輩と、TAKE先輩は大変お疲れ様でした。そしていつも同行くださるMURO先輩とSAKA先輩も大変お疲れ様でした。人数が多い分大変賑やかで楽しい思いで深い旅になりました。次の旅に備えてしっかり業務に励みます。これらも宜しくお願い致します。
おわり
3日目旅の行程
山川駅8:02(快速なのはな号)→指宿駅8:09 (レンタカー使用)砂風呂8:30→西大山駅10:00→長崎鼻11:00→知覧特攻平和会館12:00→道の駅「川辺やすらぎの郷」13:30→ドルフィンポート「篤姫館」14:30→鹿児島中央駅前15:20 鹿児島中央駅16:56(九州新幹線つばめ18号)→新八代駅17:31 17:34(特急リレーつばめ18号)→博多駅19:08 19:30(山陽新幹線のぞみ96号)→岡山駅21:13 解散
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