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2009/01/15

和田岬線見どころ体験記

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N_241平成21年1月14日、四国は土讃線・雪の秘境駅「坪尻駅」を探検し、その足で徳島駅へ。高速バスで淡路島を縦断し、「高速舞子バスステーション」で下車、神戸線で「新長田駅」へ。地下鉄海岸線に乗り換え、ここ「和田岬駅」へ到着しました。今回の旅日記のお題はこの「JR和田岬線」(正式は、山陽本線の支線。和田岬線は通称)です。この和田岬線、朝夕のみの運行で、昼の時間帯は走っていません。というのも和田岬駅の真向かいにある三菱重工業神戸造船所などへの通勤の足が主要な役割となっているために、昼間は必要ないとのこと。しかし生活の足として1時間に1本程度の列車があってもよさそうな場所ではあるのですが。

ともあれ、和田岬駅に到着したのが15:30で、夕方の始発が17時台までないので、和田岬駅から兵庫駅までの駅間距離は2.7km!この和田岬線沿線を歩いて探検してみることにしました。

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「写真:和田岬駅車止と駅舎」

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「写真:鐘紡前駅跡・ホームの石垣と盛土が確認できる」

N_203和田岬線の線路沿いを歩いて10分くらいの踏切横にホームらしき段が確認できます。実はこれ、「廃駅跡」で、駅名は「鐘紡前駅」でありました。1912年(明治45年)4月16日、当時近くに存在していた鐘淵紡績(現・クラシエホールディングス)兵庫工場への通勤の便を図って開設されたそうです。1945年(昭和20年)、神戸大空襲などによって鐘紡兵庫工場は97%が罹災する打撃を受けて閉鎖となり、これに伴って鐘紡前駅も休止され、1962年に正式廃止されてしまいました。今もそのホームの石垣と盛土跡を確認することができます。

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「写真:神戸運河に架かる旋回橋」

N_207今度はまた数百メートル北に行くと、神戸運河を鉄橋で渡ります。この鉄橋、運河を利用する船舶の航行のため、日本国内の鉄道用としては非常に珍しい「旋回橋」なのです。船が近づくとクルッと鉄橋が回転してその隙間を船が航行していました。しかし船の航行がなくなり現在は固定され動くことはありません。その横に使われなくなったクレーンが赤錆びて放置されています。以前はここで海に浮かべて運搬してきた巨木を陸揚げしていたようで、その放置された巨木が、昔の賑わいを今に伝えてくれます。

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「写真:真っ直ぐに延びるのが和田岬線、右に反れるのが川重専用線」

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「写真:正門に停車するトレーラー、後ろが新幹線車両N700系の14号車」

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「写真:新造中の山形新幹線E3系2000番台先頭車両」/p>

N_222さらに北へ進むと、「川崎重工」の大きな看板が見えてきます。ここは車両を製作している工場で、正面玄関からまさにこれから出荷される新幹線車両N700系の14号車がトレーラーにけん引されて止まっています。和田岬線から専用線が工場に分岐しており、同工場で落成した鉄道車両を輸送するのにもこの和田岬線が使われているようです。「写真:和田岬線と川重専用線との分岐」

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「写真:和田岬駅に到着した103系」

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「写真:和田岬線103系車内」

17:00兵庫駅へ到着しました。17:15発和田岬駅行き普通列車に乗車します。車両は使い古しの103系6両編成です。発車してすぐに左へカーブし、川重の分岐を超え、旋回橋の鉄橋をガガンガガンと渡り、あっけなく3分で終点の和田岬駅へ到着しました。ガラガラだった車内は、三菱重工業神戸造船所等の帰宅社員で満員となり、折り返して兵庫駅へ向かいました。

和田岬線の正直な感想は、乗車するより、歩いて沿線を体感した前者の旅のほうが楽しかったです。歩いても2.7km、40分程度なので、これも和田岬線の楽しみ方の1つとしてここで提案します!

おわり

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