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2006/08/10

四国スイッチバックの駅 「新改駅」 

040 四国山脈の中腹を縦断する、JR四国の土讃線。この線にスイッチバック方式で駅に停車する駅が2箇所あります。今回は、その内の1箇所、高知県土佐山田駅の次の駅、「新改(しんがい)駅」に途中下車し、この駅の魅力?をご紹介します。

 まずはお勉強!「スイッチバック」とはと・・・インターネットで調べると

折り返し進むように敷かれている鉄道路線のこと。また、列車がそのような経路をもって運行すること。以下のような場合がある:

①急勾配を登るためにつづら折り状に線路を敷設する。
②勾配の途中に停車場を設けるため、本線から分岐した平坦な行き止まり線に停車場を置く。
③配線の都合。A・B間の路線の途中からC方向に分岐があり、A・C間とB・C間の列車が設定される場合、どちらかはスイッチバックとならざるを得ない。

とありました。この新改駅は②になります
「中国地方で有名なスイッチバックは、島根県の木次線出雲坂根駅から三井野原駅間にある3段スイッチバックがあります。これは①です。」

042新改駅の分岐(ポイント)の写真を見ますと、写真の真中が本線、左側に枝分かれしているのが人工的に平坦に切り開いた引込線。右側に枝分かれしているのが駅に繋がる引込線です。阿波池田方面から列車が来た場合、一旦写真の左に伸びる引込線に進入し、進行方向を逆に代え後ろの駅のある引込線に入り、列車は新改駅に停車します。しかし新改駅を通過する特急列車は、本線をそのまま通過していきます。

038面白い?のは、スイッチバックだけではありません。この駅、周りに何もないのです。(写真・白い建物が駅舎)山の中の中で駅前は、廃墟の木造家屋1件と、その下に車庫らしき倉庫が1件だけ。あとは森林豊かな急勾配の林道が下のほうに伸びているだけ。誰がこの駅を利用するのでしょうか。高知のベッドタウン・そして龍河洞、アンパンマンミュージアムの玄関口、土佐山田駅の次の駅です。高知市街地にも大変近く、個人的にはいい立地ではありますが・・・

045鉄道の旅をしているのに、山奥の林道に1人ポツン。不思議な風景がここにはあります。四国山地に沈む夕日を背に、天然のマイナスイオンを十分に吸って、1時間の新改駅の取材を終了します。

おわり

054「新改駅ホーム」
057「新改駅に停車するキハ28系」
049「新改駅舎」
050「新改駅ノート」


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» 四国旅行 [あぶCUE U23青春記]
5年ぶりに高知上陸。 ムーンライト高知を阿波池田で降りてスイッチバックの新改で寄り道。 バック入線するキハ58は本州じゃ見られない貴重な光景。 予土線を「四万十トロッコ」で横断。 車掌に頼み込み何とか手に入れたトロッコの乗車券で四万十川の清流を堪能。 途中で雨が降ってきて半濡れになったもののトロッコは楽しい。 伊予大洲での特急待ちの時に見かけた光景。 「バス型車両2両編成」の解放シーンも四国ならではの光景といえる。 松山から「ムー�... [続きを読む]

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